時計の電池交換/BVLGARI B-Zero1

2014.5.17お預かりのBVLGARI B-Zero1電池交換メンテナンスです。

ただし「ブレスの修理が出来るなら」という事ですが。
”使えるようにする”という意味なら「ボルト・ナット」でも留まりますが。
そういかず。もちろん専用パーツの入手は不可です。

裏蓋は3本ネジで留まっていて裏蓋記載。

これがムーブメントで。

ケースの内側もチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になったところで、パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

動作確認して裏蓋は閉めます。さて問題は「ラグ部ピン」
写真は「センターラグ用(革ベルト)ピン」を差し込んでみたら径がピッタシ!

ところが「ベルトの幅は5mm」。革ベルト用ですから5mmというのはあり得ず。
かといって一番狭いもので写真の8mm用ですから左右にピンがはみ出ます。

このままでも使用に問題はありませんがピンが動くのも。はみ出した部分はカットすれば?
という考えもあるでしょうがネジが切ってあるのでカットすれば、片方のネジ留めが出来ない。

そこでバネ棒のパイプをカットします。

これでガタガタ動きはしませんが「左右非対称」。
これが許容できればの話ですが出来無いといという事で。詰まりはメーカーへご依頼頂くとしてキャンセルで返却とさせて頂きました。

ベルトは外して元の状態にして返却となります。私も学習致しましたので今後、この内容のご依頼には対応出来かねます。掲載されているからと「受付可能ではありません」。ご注意ください。

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