時計の電池交換/Cartier 2384
Cartier 2384電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。
ベルトを開きたいところですが・・・両サイドから見た感じでは”ネジピン”ですね。
ネジも変わったねじ切りがしてあります。このタイプのベルトの外し方は知らなかったのですが、以前に読者の方に教えて貰いました。
基本的には中央のネジを外すのみですが、これが中々むつかしい。このピンがラグ部に突っ張って留まっています。外すのは良いですが戻すのは大変ですよ。
これがムーブメント。角度が悪いので写りが悪いですが、うっとりするムーブメントです。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になりました。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースと裏蓋の周辺があたる部分はどうしても汚れます。これを綺麗にするには洗浄が一番。
裏蓋保護シールも黄ばんできたら剥がした方が良いです。バンドのパーツを洗浄しました。ラグ部でこれだけのパーツですから実に丁寧な作りである事が分かります。ただここま分解したら当然、組み立てないといけませんね。
ケースは洗浄で綺麗になりました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンを装着して裏蓋を閉めます。
バンドも綺麗になりました。このバンドはここまでしないと取り付けるのが厄介です。ベルトは洗浄しないなら外さない方がベター。
ハイ、取り付けて電池交換メンテナンス完了です。