時計の電池交換/GUCCI 3600M
2013.8.14お預かりのGUCCI 3600M電池交換メンテナンスです。
洗浄するかどうかはお任せではありますが。
革ベルトに両開きバックル。
この程度の汚れなら洗浄しなくても裏蓋を開けて拭き取ればOKでしょう。
バンドを外してバックルも外します。バックルの汚れはやはり洗浄するしかないですから洗浄コースと致しましょう。
裏蓋は4本ネジで留まっていております。
ところがネジが1本、抜けません。5-56を染みこませて一晩・二晩・三晩。
それでも微動だにしません。他の3本は抜けたので裏蓋は残ったネジを視点に若干動きます。
ネジは2本は使えますが2本は使い物になりません。
何か合うネジを探しますが、ネジに純正品を求められたら最初から受付も出来ません。
兎に角「GUCCIの時計はネジ留めが多いく、外れない物が多い」ですからネジは交換前提で無いと、取りかかることが出来ません。
ネジが1本だけ抜けない状態で修理センターへ託し戻ってきました。綺麗に抜いておりますね・・・さすが！
サイト掲載が無ければ裏蓋を頼んだついでに、あとは電池交換も頼みたいところですが
当サイトは「写真撮影が必須」の為に、ネジだけ抜いて一旦戻ってきます。
汚れは綺麗に拭き取ってくれており。開けたときにどういう状態であったか分かりませんが。
この雰囲気なら「サビはネジ部分のみ」だった様です。
ムーブメント拡大。電池はやはり湿気ておりますね・・。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤＆ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは戻ってきませんでしたから、使い物にならなかった様です。パッキンは交換してシリコン塗布。そして裏蓋に戻します。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。今回、4.500円となりましたがネジの固着度合いで金額は変わりますから10.000円くらいの猶予をみてご依頼ください。