時計の電池交換/LUMINOX Series 3600
2013.10.15お預かりのLUMINOX Series 3600電池交換メンテナンスです。
回転ベゼルの数字が消えており墨入れもご依頼です。
チタン無垢バンドに三つ折れダブルロック。微調整位置をチェックします。
弓環の汚れもチェックして。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っていますが・・・電池が浮いている?
このタイプのLUMINOXは全て、このムーブですが電池の固定は電池の外周(360°)を押さえつける構造ですが、プラスチックですから割れると固定出来ません。
更に絶縁フィルムが覆っておりますから取り外し。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。文字盤の外周に白いラインが見えますが。
ケースの内側もチェックします。
文字盤の青い塗料がケースに不着。つまり文字盤が乾く前に組み立てた形跡ですか。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
文字盤は触りません、うっかり触ると塗料が剥がれる事も。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックしますが割れたおりますから、修理センターさんに託します。
2センチほどの壁が壊れております。これでは固定出来ない。
弓環も洗浄して綺麗になったところで。
電池交換メンテナンス完了です。
おっと墨入れを忘れておりエナメルペイントを適当に塗って。
エタノールを綿棒に染みこませて拭き取るのみ。
外観は綺麗になったところで修理センターへ。
今回、スペーサーのみの交換も行ってみたそうですが、止まる症状が出るため。
分解修理も必須でしたが、そこまでする手間を考えると「ムーブメント交換」になります。
電池交換メンテナンス&ムーブメント交換完了です。