時計の電池交換/OMEGA De Ville 1432
2014.1.10お預かりのOMEGA De Ville 1432電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。さて
「時計とバンドのつなぎ目のピンが1本なくなったので代用品で止めています。」と
書いてあったのですが、記載から想像するところは「ラグ部ピン」
ところがラグ部ピンは、工具で突いてもしっかり留まっている。
ブレスのコマもチェックしますが抜ける箇所は無く。簡単に抜けるのはバックルピンのみ。バックルの汚れもチェックして。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ブログでも紹介しましたが大きさ比較では無く。
薄さ。薄型モデルは綺麗ですが湿気や衝撃に弱いですから繊細に使ってください。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
さて洗浄後ラグ部やコマのピンを突いてみると、簡単に抜ける箇所は2箇所。ピンを抜いてみると割りピンでも無く、ただの棒ですが専用ピンです。この部品は無いですから
コマの方を「かしめ修理」で対応。バックルのピンも緩かったのでかしめ修理。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。