時計の電池交換/OMEGA Seamaster 1425

2011年7月15日お預かりのOMEGA Seamaster 1425電池交換メンテナンスです。

3本届いたうちの1本。

ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。

微調整部分の位置をチェックしておきましょう。

ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。

片方のバネ棒が外せませんが洗浄したら外せるかもしれませんね。ラグ部の汚れもチェックします。

ガラス周辺の黄色いもの、「ガラス外れの前兆」かも?

裏蓋の裏側もチェックしますがパッキンが無い?

ケース側に残っておりますが、とううことはプラスチックパッキン。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。’

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

金属のスペーサーとパッキンを取り外し洗浄します。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。意外にガラスはしっかり付いております。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

パッキンは裏蓋に取り付けてから閉めます。ラグ部も弓環も洗浄して綺麗になりました。

割ピンが直ぐに抜けるという事で交換します。

ところが微調整部分のバネ棒が壊れているので交換。ここは普通、細いバネ棒が入るので用意しますが。細いだけに先端部も細い。

ところが受ける側の穴が大きくなって突き抜けるので細いバネ棒が使えない。そこで太いバネ棒が使える様にバネ棒の穴というかパイプも大きくします。

それでもちょっと先端が突き抜けますが、この程度は我慢して頂きましょう。普通ならこうなるのが分かっておりますので「ベルト交換しか対処法が無い」となるでしょう。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

「OMEGA一覧」 「ブランド2012迄」 「ブランド2012以降」 「電池交換一覧」