時計の電池交換/TISSOT TOUCH 1853
2013年より受付不可となりました。「受付不可となった時計」
2012年1月6日お預かりのTISSOT TOUCH 1853電池交換メンテナンスです。
化粧箱で到着。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
コマの隙間やバックルなど洗浄でないと落ちない汚れが。ただこの時計のベルトハズしかかなり厄介。
片方は外れましたが、片方が錆び付いて抜けません。バンドの取り外しと取付だけで30分は掛かっていたでしょうか。
ベルトの片方はCリングピンが錆び付いて抜けず苦労しました。何とか抜いて「CリングピンとCリングパイプ・弓環」別々に洗浄してサビは落ちましたが表面がザラザラした感じは変わらず取付にはかなり苦労しました。
裏蓋の裏側もチェックします。
ホコリよけのネットが貼り付けてあります。もちろんこの蓋の構造は隙間があいておりますから湿気は素通り。気圧等の計測が出来る機能があるので仕方がないですが。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
洗浄でネットもこの通り。
裏蓋を開けるとこうなっておりますが、これが湿気や埃にサラされて使って居る事になります。
ムーブメントの固定ネジが錆びておりますのでムーブメント取り出しは不可です。
電池蓋のネジは危険でも回さないと電池交換が出来ませんから一か八かです。それが困る方は受付はお断りすることになります。
電池は「CR1632」
電池格納部をチェックして。
電池蓋には太いパッキンが装着しての防水機能。
ケースの洗浄は出来ませんからラグ部の汚れも拭き取って。
洗浄して綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。