時計の電池交換/G-SHOCK DW8200/1294
2012年7月30日お預かりのG-SHOCK DW8200/1294電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。
遊革の状態もチェックします。最近「G-SHOCKのご依頼は加水分解についてご理解ください」と受付メールに記載しております。こちらベルトは新品に交換したところですから大丈夫ですと言う事でガンガンいきましょう。
裏蓋はスクリューバックで、バネ棒はかなり錆びておりますね・・。
ラグ部のパイプもかなりサビが。ベゼルカバーのネジもサビサビ。
裏蓋記載ですが、それよりもプッシュボタンの根本が見えている様では加水分解がかなり進んでおります。でも警告はしてあるので気にせず作業を進めます。
外すと割れるだろうと思いましたが意外に持ちこたえました。裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
スペーサーの取り外し。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
こちら液晶側。
ケースの内側もチェックしますが「MODEボタン」の裏側が錆びている。表側も、プッシュしても微動だにしません。
先ずは表の洗浄をします。
プッシュボタンはサビで固着状態。プッシュボタンの内側は筒状ですがサビで埋まっている。おまけにバネがサビて分解状態。
ケースはサビを拭き取るしかありません。プッシュボタンは洗浄して綺麗になりました。
バネは交換してグリスアップ、そして動きを確認します。そしてストッパーを取り付け。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
表示確認してボタン操作で確認音をチェックしてELライト点灯確認。
洗浄で加水分解が進んで表面が、ねばぁ〜として来ましたが。取付で割れないか心配です。
無事にベルト&ベゼルも取り付け電池交換メンテナンス完了です。もう一度取り外したら割れる危険性大ですか。