時計の電池交換/G-SHOCK DW8200/1294
2012年10月22日お預かりのG-SHOCK DW8200/1294電池交換メンテナンス&ベゼル交換のご依頼です。
ベゼルは接着剤補強されておりますがベルトを伸ばせば割れてきます。
ベゼルの留めネジを外せばこの様に。
ベルトのバネ棒が外せませんから先にベゼルカバーを外して、横から突きます。
バネ棒やケースの汚れもチェックします。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちら液晶側。
パッキンにシリコン塗布をして。
裏蓋を閉め簡易防水テストがてらの洗浄。
ケースの内側もチェックしますが異常は無し。
プッシュボタンの腐食が気になりますが2箇所ストロークしませんから時間を合わせる事が出来ない。それでは電池交換メンテナンスの意味が無いので修理します。
プッシュボタン外しますがサビが。ケース側もチェックすると汚れが詰まっております。洗浄するしかありませんが、プッシュボタン無しでは洗浄器に入れた瞬間浸水ですから、浸水しても良い様に。
ガラスと文字盤を外します。黒い物の置けばガラスが曇っていた事が良く分かりますがガラスの曇り取りと言う意味でもついでの作業になります。
プッシュボタンとケースの洗浄で綺麗になりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
ガラスを戻しますが。
その前に文字盤を戻して。
ガラスの装着。曇りも取れてスッキリ。
ケースの汚れも綺麗になって。
シリコン塗布をして押し縮められたバネを強化。
それでもストロークが鈍いのは腐食によるメッキ剥がれで表面が凸凹状態になってケースに擦れております。そこでプッシュボタンを紙やすりで磨いて表面をならしてプッシュボタンが動くようになりました。
綺麗になりプッシュボタンが動くようになったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
プッシュボタンの腐食は。同梱された新品のベゼルカバーを付ければ分かりにくくなります。
ネジも洗浄して綺麗になりました。
交換用のベルトも同梱でしたから交換して電池交換メンテナンス&プッシュボタン修理。そしてガラスの脱着で今回「2.000円プラス」で5.000円となりました。