時計の電池交換/HELMUT LANG
2014.5.3お預かりのHELMUT LANG電池交換メンテナンスです。
HELMUT LANGって初めて聞く名前ですね・・何処のメーカーか。
遊び革の状態もチェックします。ガラスはプラスチックですから昔の手巻きゼンマイ時計の雰囲気。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。この記載はCITIZENですね・・・こういう名前の時計を出していたとは知りませんでした。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。この構造ムーブメント取り出しは厄介で手間が掛かります。
おまけに「正常動作」品ですから返却するか迷います。
電池交換のみ(洗浄なし)なら何ら問題はありませんがプラスチックガラスの脱着は
外す事で静電気の影響がホコリが除去しにくかったり。
時計を触る時間が長くなる分、リスクがあります。
私の技術力ではの話ですからプロの職人さんは別と思いますが。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
今回は到着致しましたし電池交換メンテナンスで受付ましたが今後、
このタイプは「受付不可項目」としますからご注意ください。
これだけ電池交換に関わっていても現物を目にしないと分からないのが時計ですか。