機械時計のメンテナンス/Mickey Mouse 手巻き時計
2011年9月2日お預かりのMickey Mouse 手巻き時計メンテナンスです。懐かしい時計ですが1970年頃のものでしょうか。
チョコーレートで到着。横からみてもキズが目立ちます。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
スペーサーを取り外します。
ムーブメント拡大ですが昔「ピンレバー」とか呼ばれたムーブメント。
ただ竜頭の抜き方が分からない。壊してもいけませんし裏蓋のみ洗浄であとは裏蓋を閉めてからの作業とします。
裏蓋の汚れもチェックします。これは洗浄しますから綺麗になります。
スペーサーを戻して。
裏蓋は洗浄して綺麗になりました。
ガラスはプラスチックですからバフ掛けで綺麗に。ケースはおそらく薄いメッキ。といっても当時の物ですから今の時代のものとは違います。
おや?バネ棒がこれではご自分で取り外しが出来ないでしょう。外から突けるタイプでも無いですし。
私らでも外せませんからニッパで切断、新しいバネ棒に交換しておきす。
動作確認してメンテナンス完了です。