機械時計のメンテナンス/RADO GOLDEN HOUSE
2012年8月7日お預かりのRADO GOLDEN HOUSEメンテナンス&ガラス交換ですがはたして見つかるか?
かなりコテコテに汚れておりますが、この程度はお手の物。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
ラグ部や裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
こちら香箱側。
竜頭には「R」のマーク。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
スペーサーも洗浄します。パッキンがこびりついて外れませんが。
硬化してパリパリ、後で交換します。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。といってもオリジナルと同じ「平パッキン」は無いですから普通のパッキン。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
ガラスも少し磨いてみましたが深いキズはないようでこれなら交換パーツがみつからなくても綺麗にはなるでしょう。
職人さんに託しておりましたが「やはり見つからない」と戻ってきました。でも更に磨いて頂いたようで。
結果的にはメンテナンス&パッキン交換となりました。