時計の電池交換/cartier tank
cartier tank電池交換メンテナンスです。5本届いたうちの1本ですが、この腕時計と金色の腕時計以外は持った感じ直ぐにフェイク品とわかる仕上げですが、2本は本物と思っていました。
この雰囲気は本物と変わりません。もちろん持った感触や重量まで。
ただ質感が若干違うかとも。でも勘違いか?と思い直すくらい。ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
このバンドの側面のメッキが怪しげ。でもネジピンです。バックルは薄い金属でありながら重厚感と耐久性を感じさせる所は本物でしょう。
ベルトのネジピンですが、頭の下にネジが切ってある所までソックリ!裏蓋の質感・上品さまでも。嫌、やはりこれは本物だと思い直します。
腕に沿いやすい為のカーブ。”カーベックス”と言いましたか。裏蓋を開けると裏側が粗い感じがします。
これがムーブメント、ブランドウォッチ汎用ムーブメント。
どんと拡大で見れば・・・本物が”SWISS PARTS”とか。
”THAILAND”などと書かれているか・・・?
この腕時計・・・外観だけでは無く。開けられた時の事も考慮してムーブメントまでが似せてあるのか・・・。コピーに徹した姿勢には恐れ要りました!m(..)m
何時までも驚いてないでメンテナンスです。まずは竜頭の裏側をチェックします。竜頭パイプもチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメントですが、ブルースティールといい文字盤といい、じぃ・・〜〜っと!見ないと分かりません。ケースの汚れもチェックして。
バンドを取り外したいですが、全くバネ棒が不動。はずさないでケースに付けて、そのまま洗浄します。
バンドのネジと裏蓋ネジを洗浄。ケースも綺麗になりました。
”ガラス外れの前兆”がみえますが、裏から突いても外れませんから大丈夫でしょう。でも注意は必要ですね。竜頭パイプも、ここまでは綺麗になりました。
竜頭の裏側もピッカピカ!ムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布して裏蓋に戻します。
バックルも磨いてピッカピカ!。
でも、このバックルはどうみても本物ですよ。意外に本物ではあるがTHAILAND製造というだけか?真相は如何に・・・