時計の電池交換/DARI
2013年1月9日お預かりのDARI電池交換メンテナンスです。
と時計を机に置いたら”ポロリ”とガラスが外れました。
文字盤は変形文字盤ですが上下にもカーブがついております。
裏蓋は無くワンピース構造。
下を向けると文字盤&ムーブメントが浮きますが取り出しが出来ない。
文字盤を外してもケースは無垢構造でムーブメントの形状に埋め込まれた格好になっているので横から電池を取り出すわけにもいかず。
仕方がなく職人さんの所へいく機会を待ちます。
職人さんによると「電池交換する事は考えていない作り」
つまりは「買って電池が切れたら(-o- )/ ⌒-~ ポイ!」の構造。
裏蓋が無く、ムーブメント取り出しが出来ず、裏蓋側にある電池を入れ替える。職人さん見事にやってのけました。作業を見ているだけで指と目玉が痙りそうになる作業でしたが。やり方は分かっても熟練さが無いと出来ない作業でした。時間を合わせて電池交換完了です。
電池交換は何とか出来ても分解修理は構造的に無理という事ですから。
動かなかったら30分の作業は徒労に終わるところでした。