時計の電池交換/BARIGO バリゴ・No.49ブラックピ-ク リストオンアルチメ-タ-

2016.1.20お預かりの「BARIGO バリゴ・No.49ブラックピ-ク リストオンアルチメ-タ-」
電池交換メンテナンスです。正常動作ですがリピータ様ですから受けます。
名前は知らない時計でしたが、お申し込み時の時計名をコピペです。
色んな時計が発売されているのですね・・。

プッシュボタンの動きもチェックして。ケースはプラスチックですから軽い腕時計。

遊び革の状態もチェックします。

ベルトを外さないと裏蓋を開ける行為に支障が出ますが、このウレタン・バンドはケースと一体。つまりは外す事は不可です。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋には「電池蓋」(コインで回す)が付いております。

SUNTOは、このコインで開ける蓋が固すぎて開かないモデルがありますが
この時計はスンナリ開きました。

電池格納部の写真ですが、誰でも交換出来る構造ですから
ご自身でコンビニで電池を買って交換すれば300円くらいで済みます。
元々が正常動作ですから電池を入れ替えると問題無く表示します。
時計も綺麗な状態で洗浄が必要な程は汚れていない。
普通ならこの構造を見た瞬間、電池交換のみで返送致します。

ただ、今回はピータ様で過去にも「BOUNCER MOND T6355G デジタル」
「NIKE LANCE 」と三度目の依頼。
そして「洗浄コース」のご依頼ですから悩みます。
デジタル物の初めて触る物は厄介。特に最近の物ほど。
というのも部品を裏蓋を閉める事で、押さえつけたのみの構造であるものがあるからです。これもそうういう構造で無い事を祈ります。

ところが4本ネジを外して裏蓋を浮かせると。

表示か消えました、裏蓋が浮いたことで電池が浮いたのではなく何か接触が外れた感じ。

ん・・・。外して開けて内部を見てみないと直るかどうかの判断が出来ない。
少し開けて横から除いてみますが外れない構造。
ただ特別に複雑な構造で作られた時計では無い事も触れば分かりますが。
裏蓋を外した瞬間に部品が飛び出て来そうな雰囲気もあり怖い。

開けたが為に修理不能になる可能性も。そこで裏蓋を外して良いか問い合わせ。
了解を頂いたので作業を進めます。

裏蓋を外して・・・何ら飛び出ることも無く。いたって平穏なムーブメント。

このバネが乗せてあるのみですから位置がずれたか?

これが取り出した液晶&ムーブメント。

こちらは液晶側。なんら危険な要素も無く。

ケースの内側もチェックして。こちらも問題は無し。

バネをそっと乗せて裏蓋を乗せて電池を入れますが反応は無い。

となると裏蓋側か・・・?

どうも、このバネが端子に接触していない。

直りました!良く有るのは開けた事で金属の小さなパーツが折れたり
外れて戻せなくなって壊れるパターンがありますが壊さなくて良かった。
このモデル全てがこうならない所が、デジタルの電池交換では難しいところ。

表示確認してELライト点灯確認。時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
洗浄までする元気も無く「リチュウムの電池交換のみ2.100円コース」とさせて頂きます。

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