時計の電池交換/ブライトリング ジュピタ-パイロット

2014.5.27お預かりのブライトリング ジュピタ-パイロットという名前の時計らしいですが。
「内部は国産モジュール」という事ですから本物では無い。
そして「センターセコンドの取付」と言う事は、かなり素材が悪いか?
よって「お断り」しました。
電池交換例・針の取付例を見たと言われてもお断りしますからご注意ください。

というのも、フェイ物の問題点は素材の悪さが故に何倍もの手間が掛かって
同じ不具合が起こり得る。そして掲載の解説書きが長くなるですか。

「本物です!」と。

時計を発送後に解説を読まれてメールが来ました。(^_^;)
日本製ときいて、てっきりフェイクと思っておりましたが本物だそうです。
そういえば、私この本物を見たことも触った事もないので勘違いですが。

本物なので今までは正規代理店での電池交換だったそうですが
数万円も掛かっていたので、今回こちらへご依頼だったそうです。

失礼致しましたm(_ _)m

2本届いたうちの1本。

ストップウォッチの針が外れておりますが、本来は簡単には外れない物ですから外れたと言う事は、再発の可能性有り。責任を求められても困るのでお断りしております。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整位置をチェックします。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

先に秒針を取り付けます。

ガラスの内側に目盛リングがあるので、そのまま洗浄が出来ません。

ケースの内側もチェックして。

パッキンが効いていた事がよくわかります。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になったところで。パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

時間合わせと思って表を向けると、早速針が取れている。再度、ムーブメント取り出しになりますが、針をかしめても直ぐに取れる。
この針に拘っていては何時間手を取られるか。外してしまうのが手間も掛からず
再発の可能性もありませんが、それでは動作しているかどうか分からない。

そこで、あり合わせの物に交換することに。

デザインなんか言ってられず、取付も外れないもので選びます。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
この対応には「許可を得るメールとかは無しで行います」ましてデザインの選択などなど論外ですからご注意ください。といかご依頼時点で断ってしまいますが。

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