時計の電池交換/AGS 5M22-6A50
2012年10月6日お預かりのAGS 5M22-6A50電池交換メンテナンスです。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックルですが、かなり伸びておりますのは板巻きの特徴。
微調整部分の位置をチェックしておきましょう。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
これがムーブメントで。
こちらキャパシタ側。
竜頭から浸水している状態が良く分かりますが、これは一度メーカーへ依頼しないと完璧な修復は無理でしょう。「竜頭とパッキンは交換・分解修理・キャパシタ交換」で17.000円くらいか?
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ガラスの内側に目盛のリングがありますが、おそらくクリーム色くらいの物だたと思いますが茶色く変色しております。これの修復もご依頼ですが、これは交換しか方法は無いです。拭くと悲惨な状態になります。ただ外すにはガラスも外す必用がありますがこのタイプはハズのは簡単では無い。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。バフ掛けでツヤ有りにしましたが、目盛リングのくすみ。これの違和感が無いようにするには外観を光らせるのが手っ取り早い。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。全体がくすむと目盛リングのくすみが目立ちますが、外観が綺麗になるとそういう模様に見える?