時計の電池交換/Perpetual Calender 8F32-0130
2010年1月お預かりのPerpetual Calender 8F32-0130電池交換メンテナンスです。
4本届いたうちの1本。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
バックルのバネ棒はどちらも錆びて不動ですから。
ラグ部から外します。Cリング式ですが片方は外れましたが片方が錆びて不動。
よって付けたまま洗浄します。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
開け口は分かりやすいですが格闘の跡が見えます。
パッキンは劣化してしますから交換ですね。
裏蓋のサビも凄い。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
裏蓋が錆びていた箇所はケースも錆びている。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
専用電池を外します。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。○の箇所が錆びておりますから湿気の侵入ですか。
パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。