時計の電池交換/TAG HEUER WT1111
2010年1月お預かりのTAG HEUER WT1111電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。かしめ修理もご依頼ですが、このタイプはかしめてあるタイプでは無かったような?
依頼分にはこの箇所が特に緩むと言う事ですが。確かに隙間が出来ております。
ラグ部のバネ棒が壊れました。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。バックルはネジで組み立てられております。
端のコマはCリング式。
あとはネジに引っかける構造でかしめてはありません。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。外したパーツを戻していきます。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
バフ掛け&洗浄で綺麗になりました。
結局は全コマをバラバラに分解して一つ一つのネジを締め直して緩みは修整。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。