時計の電池交換/TAG HEUER CG1111-0
2015.4.11お預かりのTAG HEUER CG1111-0電池交換メンテナンスです。
もうセナモデルは何が起こるか分からないオールド・クォーツ並です。
まして交換パーツもありませんから。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
問題無い様です。
「セナモデル第一関門はパス:この時点でガラスが曇る」竜頭パッキンの劣化の場合。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
「セナモデル第二関門はパス:この時点で不動」要・分解修理の状態の時。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗に。
ブレスも洗浄して綺麗になりました。
ゼロ位置合わせを行って。
「セナモデル第三関門はパス:この時点でプッシュボタンが効かない」
これはプッシュボタンを押したが為に、プッシュボタンが当たる。
ムーブメント側のレバーが金属疲労で折れる。
またはプッシュボタンのサビ&固着で「押し込めない・押し込んで戻らない」時です。
バンドを取り付け、この時計は全ての関門をパスして問題無く
電池交換メンテナンス完了です。