時計の電池交換/TAG HEUER CG-1111-0 セナモデル
2016.3.16お預かりのTAG HEUER CG-1111-0 セナモデル電池交換メンテナンスです。
2013年にもお預かりの腕時計。
前回も「電池交換メンテナンス」でご依頼ですが汚れも無く洗浄無しコースに。
TAG HEUERのメーカー修理箱で到着。
竜頭とプッシュボタンの動きをチェックして。
今回も汚れは無く洗浄しても変わり映えしないので勿体ない訳ですが
今回はプッシュボタンが動きにくいという事で洗浄コース。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
バネ棒が意外に真っ黒で驚きましたが、洗浄して綺麗になりました。
ラグ部との接触する部分には若干の汚れ。
ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
右上のプッシュボタンが堅い訳ですが押せなくは無い。サビも無くグリス切れが原因の様です。
こちら竜頭パイプ側ですがサビが浮き始めております。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
汚れも無くケースの洗浄は行わず汚れを拭き取ります。
セナモデルはもうパーツの供給が無く、なるべく触らない方が無難。
プッシュボタンも洗浄して綺麗になりました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
電池交換で針がデモンストレーションするのでゼロ位置合わせが必要です。
ゼロ位置合わせを行って。プッシュボタンにグリスアップして戻したのでサクサク動きます。
ブレスも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。