時計の電池交換/TAG HEUER WG1321-2
2016.2.3お預かりのTAG HEUER WG1321-2電池交換メンテナンス&かしめ修理のご依頼です。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
バネ棒も洗浄します。
外れているのは一箇所ですが、かしめ修理は5箇所。
ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ブレスは洗浄して綺麗になりました。
2コマ外れましたので、かしめ修理。
接着剤補強するまでも無く締まりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗に。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。
かしめたバンドを取り付け電池交換メンテナンス&かしめ修理完了です。
そして発送後の5日で「ブレスが外れました」というお連絡。2016.2.12到着で再修理です。
かしめ修理はいくら保証が無いとはゆえ、5日で外れてはいけません。
一箇所かしめていない場所が外れております。
引っ張ってみて外れない箇所はあえてかしめてはおらず。
叩く都合、キズが付きますからなるべく修正箇所は少なく。
でも外れる様では仕方が無い、たたいてかしめていきます。
そしてプラス「接着剤補強」もしておきましょう。
これで外れる事は無いでしょう。