時計の修理受付例/5 ACTUS 6106-7520

5 ACTUS 6106-7520 バンド交換です。10本届いたうちの1本。

竜頭の位置が特徴です。この頃の腕時計は竜頭がこの位置のものが多かったです。その理由はわかりますよね。裏蓋はスクリューバック。

ベルトを外してメンテナンスです。これがムーブメント香箱側。

くるっとローターを廻してテンプが現れます。このムーブメントが作られた頃。腕時計は電池で動く事や、くるわないのが当たり前の時代が来ると誰が信じたでしょう。

竜頭の裏側チェック。これが取り出した文字盤&ムーブメント。

竜頭パイプもチェックします。下向けるとガラスが外れました。

おや?割れていますね。欠けたガラスがケースに残っていますからドライバーで落とします。このガラス欠けている以上は取りつけても防水性能が落ちます。一応は接着剤盛り上げでカバーですか。

竜頭は綺麗になりましたね。接着剤を落として行きます。

竜頭パイプも綺麗になって。ケースも綺麗になって。

ガラスを接着してムーブメントを戻します。このバンドに決定。

フィット管タイプの無垢バンド。

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