時計の修理受付例/1'art VIVANT K18

2011年8月5日お預かりの1'art VIVANT K18ガラス交換です。

シンプルな腕時計ですが18Kウォッチ。

ガラスが割れたという事ですが、その前に「ガラス外れの前兆」よく紛失するまえに割れてくれた事か。ラッキーであったかと。

裏蓋に隙間が空いておりますね・・・そして裏蓋の裏側もチェックしますがサビ。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

電池格納部をチェックします。

サビはそぎ落としてから洗浄します。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメントですがガラス外れの前兆があっただけに湿気が浸透して文字盤にもシミが。こうなると普通は拭いても取れませんし「こういうリスクもあります」

ところがこの文字盤、表面がホーローの様に堅そうでツルツルなので拭いてみると綺麗になりました。

ケースには接着剤の残骸がありますから削り落とします。ただ接着剤の糊代が浅い。ということはサファイアガラス。試しに手持ちのクリスタル既製(厚さ1mm)を入れてみるとケースからかなり出っ張ります。またガラス側面が面取りしてあるので接着剤が付く面積が狭い。

やはり「サファイアガラスの注文」ですが到着してみて隙間が・・・?どうも雑貨ウォッチの類なので真円では無い様で注文品が合わない。K18だから暑さで変形した?。そこでもう一つ大きいなサイズで何とか入りますが、このケース水平も怪しいので取付が大変でありました。

取付も終わってケースの洗浄でツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

時間を合わせて電池交換&ガラス交換完了です。

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