時計の修理受付例/citizen avacon 6355-G3010
2013年1月30日お預かりのcitizen avacon 6355-G3010電池交換メンテナンスです。
ステンレス板巻きバンドにブレスバックル。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
ラグ部はバネ棒ですが外から突けずドライバーを差し込む隙間も無し。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
ムーブメントは表側しか取り出せませんからガラス&ベゼルを外します。
ベゼルも汚れもチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
ベゼルも洗浄して綺麗になりました。ところがこの「ベゼル用プラスチック・パッキン」が伸びて再利用出来ません。
かといって既製がある訳でも無く専用パーツしか合いませんから材料屋さんに探して貰います。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認ですが不動。ちょどパッキンを探す期間もあり分解修理で職人さんに託します。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ガラスは固定されていないまま、分解修理へ。分解修理は完了致しましたが結局「パッキンは、見つからず」。仕方がないので職人さん「接着した」という事になりました。
あまり防水機能は期待出来ません。