時計の修理受付例/Brightz/7B22-0AC0針交換
Brightz/7B22-0AC0の修理預かりですが、壊れた訳ではありません。針を違うブライツの物に交換して欲しいと言った依頼です。これはメーカーさんに言ってもやってはくれないでしょう。チタンケースにチタンバンドの電波ソーラーブライツ。
ベルトもチタン無垢で重厚な感じ。このバックルの三つ折れプッシュですが厚みがある無垢バックル。裏蓋がまたシブイ、セイコーさんが作るとこういった所は流石といった仕上げ。
マークが軽くアップライトになっています。これがムーブメント、電波時計はシチズンもですがシンプルなムーブメントです。
裏蓋の裏側には黒いフィルムが貼ってありますが、これ裏蓋がガラスなのです。電波を受信しやすいようになっています。裏蓋を開けるついでにメンテナンス。
竜頭の裏側をチェックします。竜頭パイプもチェックして。
文字盤&ムーブメント取り出し。この針をもっと細いシャープな物に交換です。竜頭パイプを掃除します。
竜頭も綺麗にして。竜頭パイプを掃除します。
これが届いた針ですが、さて付け替えが出来るのかやってみないと分かりません。最悪は交換不可で針代のみの請求になりますこと、承知でなければ出来る物ではありません。
うまく交換が出来ましたが、この腕時計竜頭を引いても止まらないらしく、作業に掛かった時間分針がずれてしまいましたね(;^_^A。しかたなく、針を替えた事は内緒にしてセイコーさんに送付して直してもらいましたが、結局は「針の交換は出来るが、やめたほうが良い!」って言うのが結論ですか。でも、元がこの針を。
こちらに交換。私が見てもこちらの方がシブくて良い感じがします。
送って頂いた方からも、セイコーのサービスとして針や文字盤のBTOが出来るモデルが合っても良いのではないですかと。確かにわたしもそう思った次第ですか。
ちなみに、現在はこの様なご依頼にはお答えできなくなりました。