時計の修理受付例/BULOVA 自動巻 394
BULOVA 自動巻 394。竜頭を操作すると文字盤がカタカタ動くといった修理です。ガラスは風防ガラスですからアンティークな雰囲気。
裏蓋はスクリューバックですが、特殊な形状。普通のオープナーでは開きませんから”ラバーオープナー”で開けます。これがムーブメント。
拡大してみましょう。
裏蓋の記載。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。さてガタつきですが、ムーブメントや文字盤側に問題があれば厄介ですが。
どうやら金属のスペーサーとケースの間に隙間が空いている為。
本来はスペーサーの修整になりますが、そこまでしなくてもこの様にテープを貼って隙間を埋めます。これ両面テープなのですが糊面を出して固定するつもりが、このままで結構シッカリ留まったのでOKと致しましょう。
ハイ、これで文字盤のガタツキ修理完了です。こういう記事を載せると「私も同じ原因ですから同じ修理で宜しくお願いいたします。」と。勝手に原因を決めつけた依頼がきますが、現物をみないと何とも言えません。(v_v)