時計の修理受付例/Chronos 5C23-8000
2013.3.18お預かりのクロノス電池交換メンテナンス&ガラス交換。
そして竜頭修理のご依頼です。
この時計竜頭が「3時位置(アラーム針回し)と9時位置(時間、針回し)」がありますがアラーム側にギアが滑って回せないので、修理のご依頼です。
オールド・クォーツの状況をよくご存知で「部品取り時計」もご用意頂きました。
結果的にはこの時計から部品を移植で、復活させる事が出来ました。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが、劣化しており後で交換します。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。文字盤周辺の小さなカビと言うか塗装剥がれがあり修正もご依頼ですが、こいうのは触ると触るとろくなことが無い。基本的には「文字盤リダン」しかありませんが10.000円〜20.000円は掛かるでしょう。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
弓環も洗浄して綺麗になったところで。修理センター送りで今回、一ヶ月掛かりご迷惑おかけしました。基本、分解修理の依頼はない部分修理は納期が長くなります。
同じ時計を2本でしたが両方のガラス交換もされて。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス&ガラス交換&針回し修理完了です。