時計の修理受付例/Cosmosign 4390-432029
Cosmosign 4390-432029。水に長く浸けてしまったということでOHの依頼です。届いた時はガラスの曇りもなかったですが、サビが浮いてきては修理も難しい。
裏蓋は”はめ込みタイプ”。確かに水に浸ければ不安にはなるでしょう。
これがムーブメント。MIYOTAではありません。CITIZEN ムーブ。
しかし、このVARTAの電池は珍しい。
マイナス側がこうなっています。裏蓋をチェックします。
竜頭の裏側もチェックして。竜頭パイプもチェックしてケースごと洗浄します。
この腕時計はガラスを外して表から文字盤を取り出します。綺麗な文字盤ですね・・・
針の擦れなどもないかチェックしておきます。これが取り出した文字盤&ムーブメント。
これがケースのみにしたところ。裏側からみればこうなります。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。ケースも洗浄でツヤが出ました。
ケース内側も。竜頭パイプも、ここまでは綺麗になりました。
ベゼルも磨いて。裏蓋も綺麗になりました。
このまま職人さん廻しでCosmosignのOH完了です。