時計の修理受付例/dunhill millennium
2013.8.28お預かりのdunhill millennium電池交換メンテナンスですが
購入から10年ノーメンテということで分解修理もご依頼です。
私、メーカーの様に普通に動いている時計に分解修理を勧めるのは好きではありません。
ただ10年以上のノーメンテとなると動いていても一度、分解修理するべきでしょう。
ステンレス無垢バンドにブレスバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックしますが綺麗な状態。
ベルト調整「2コマ外し」もご依頼です。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンを戻して。
2コマ外し。このコマは「スプリング&突起物」でジョイントされておりますが極小サイズのパーツ。今回、そのパーツが錆びており、外したコマからと思いましたが全滅。
コマは問題ありませんが修理センターさんに極小パーツを作って頂いてベルト調整完了です。
この状態で修理センターへ託し。分解修理&コマのパーツ作成で完了です。