時計の修理受付例/EBEL
2013.10.7お預かりのEBELです。購入時は「分解修理が必要」という事で購入されたと。
ただ未使用とは言えないまでも、汚れが無い状態。丁度電池交換メンテナンス後みたいな雰囲気です。
竜頭にさえ汚れも無く。
ベゼル＆ガラスを外して。
竜頭パッキンを外します。
これがムーブメントですが湿気の痕跡もなく「要・分解修理」には見えません。
ただプラスの端子ですが先端が曲がって掛けている。これでは電池を固定できないでしょう。
ネジは洗浄して綺麗になりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出て竜頭のパッキンを戻します。
元々、汚れが無いですから変わり映えしない感じです。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。はやり電池が固定できないですからテープで留めておきます。ムーブメントが浮いたり左右に動くことも無いでしょうが、留めないとムーブメントをケースに収められない。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。ところが3時間後にピクピクと。
やはり分解修理で修理センターへ託します。
結果「プラス端子交換」となると分解する必要があり併せて分解修理ですか。