時計emblem エンブレム 4120-9000の修理受付例


emblem エンブレム 4120-9000ですが20年以上眠らせたままの腕時計。さぁ、電池交換で動きますか?やはり電池交換で動かなかったのでOHとなりました。変わった形状の腕時計ですね・・・


裏蓋は”はめ込みタイプ”。ムーブメントの大きさの割に裏蓋は小さいですからムーブメントはベゼルを外さないと見えません。


裏蓋を開けるとムーブメントをガードした金属カバーが見えます。パッキンが途切れ途切れになっていますか。竜頭の裏側チェック。


長年の汚れですね。電池格納部を見た感じでは動きそうな感じですが動きませんでした。


ベゼルを外すと長年の汚れが出てきます。本来はこの状態でガラスも外れますがくっついて外れません。


ピンセットでこぜて外します。ガラスリングの下にはパッキンがあります。


ベゼルも表は綺麗な感じですが。裏側は錆びています。


懐かしい文字盤です。「QURATZ」の文字とマーク。竜頭の洗浄は完了。


ガラスも洗浄。ベゼルもピッカピカ!


これがムーブメント。逆方向からも。

1970年代のムーブメントですから丈夫な作りをしていますね・・・


こちらケースの抜け殻。もちろん洗浄してピッカピカ!バンドも洗浄。普通のブロックのステンレスバンドですが伸びることもなく、如何に当時はバンドまでしっかりしていた物かわかります。
そして、洗浄したのですが7回くらい洗浄し直しました。それくらい洗っても洗っても汚れが出てきます。この薄いバンドの何処に汚れが入り込むのか?
それくらい密に作ってあるって事なんですね・・・


OHは何処でもしますが、ここまで綺麗に洗ってくれるところは少ないかも。私の仕事はここまで。あとはムーブメントを戻して職人さん行きですね。実際職人さんの方でもここまでやって置けば作業がかなり軽減されます。ケースは洗ってもバンドまでは洗ってはくれないでしょう。
この腕時計はここまでやっても、普通のクォーツよりも請求額が少し高かったですから、ムーブメント自体に何か手間が掛かったのか・・・?

