時計の修理受付例/GUCCI 9750M
GUCCI 9750M電池交換依頼ですがOHとなりました。回転ベゼルに、ねじ込み竜頭はダイバー仕様。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。”1コマ外す”依頼もありますから先にベルト調整しておきます。こちら側は外す余裕がありませんから。
こちら側を外します。ベルトごと外してバンドも洗浄。
外した1コマ。裏蓋はスクリューバック。
裏蓋の裏側には錆びた粉がビッシリ。
これがムーブメント。
ムーブメントに錆びた粉は見えませんね・・。
竜頭の裏側もチェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
黒い物の上に置くとガラスの内側に曇った跡と、それに針が擦れた跡が見えます。
針の根本が極端に錆びています。
竜頭パイプもチェックして。ケースの内側もチェックします。
かなりの浸水の跡が確認出来ます。竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
外したベルトコマやラグ部ピンを洗います。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になりました。
ケースの洗浄も完了。錆びた粉は綺麗になりました。
電池交換では動かないので電池格納部をチェックしますが。
歯車までが錆びていてはOHするしか無いようです。
電池やパッキンを戻して職人さん行きになります。裏蓋も洗浄して綺麗に。
バックルもピッカピカ!ベルトごと洗浄しましたからね。
あとはOHの完了を待つのみの状態、外見だけはピッカピカ!