時計の修理受付例/KING QUARTZ 4823-5000分解掃除
KING QUARTZ 4823-5000分解掃除です。このベゼルのキズを取って欲しいとの依頼とOHです。
ベルトはオリジナルから交換されています。裏蓋はワンピースケースですからありませんが電池蓋のみあります。
ベゼルを外しますが”はめ込みタイプ”の裏蓋を開けるのと同じ要領ですが開け口は・・・何処か忘れました(;^_^A
兎に角はベゼルリングを外します。かなり分厚いガラス。これで簡単にガラスが外れるのが本来ですが、パッキンにへばりついて外れません。
見えない部分はかなり錆がきています。この厚いガラスですが。
ガラスの裏側もカーブしています。このガラスは割ったらもうパーツはありませんし既製品はありません。ガラス職人さんに作ってもらうしかありませんから10.000円はしますか。見事にパッキンが効いているのが分かります。
強烈にアップライトナインデックスは懐かしい感じがします。パッキンを外して。
スペーサーを取り外し。おっと、このスペーサーは金属です。
先ずは、竜頭を抜いて。竜頭の裏側チェック。
竜頭パイプもチェックします。竜頭の裏側はピッカピカ!OHに出してもここまで洗浄してくれる所は殆ど無いと思って下さい。
電池蓋を外します。パッキンが。
潰れています、本来は断面は丸いパッキンです。これが取り出した文字盤&ムーブメント。
重厚なムーブメントですね・・・電池格納部をチェックします。
内部は綺麗な状態ですね。竜頭パイプはピッカピカ!
ベゼル下の汚れも綺麗に落ちました。裏蓋というかケースと言うかもツヤが出ました。
バックルもピッカピカ!ガラスも綺麗に。
ベゼルはバフ掛けしてピッカピカ!また組み立てて職人さん回しですね。