時計の修理受付例/KING SEIKO 手巻き
2013年2月4日お預かりのKING SEIKO 手巻き分解修理&風防交換です。
3本届いたうちの1本。
遊革の状態もチェックします。この革ベルトは後で交換します。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
革ベルトは堅い目?、経年で堅くなった?感じです。このバネ棒は痛みが激しいですから最近のバネ棒に交換します。
開け口には何度も開けた形跡が。50年は経っているでしょうからメンテナンスの歴史ですか。
裏蓋の裏側もチェックして。金貼りですね。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
ベゼルごと風防を外します。
指で簡単に外せました。
器械の留めネジの片方が途中で折れ込んで短い。でもなんとか固定は出来るレベル。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
ベゼルリングも洗浄して裏蓋表共に綺麗になりました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
革ベルトを交換。
この状態で職人さんに託します。
10日で風防交換・分解修理も完了。
分解修理&風防替えが完了です。