時計の修理受付例/SEIKO自動巻レディース2206-0300
2012年3月4日お預かりのSEIKO自動巻2206-0300分解修理のご依頼です。
2本届いたうちの1本。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。カットガラスが懐かしい。
微調整部分の位置をチェックしておきます。板バネには「ベルト調整の図」が書いてあったのですが、今では分からない。おそらく「このような図」だったでしょう。
バックルの汚れもチェックします。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
こちらテンプ側。(ピンボケましたが)
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
ベルト調整の図も綺麗に剥がれました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
裏蓋もバフ掛け&洗浄で綺麗になったところで職人さんへバトンタッチ。
綺麗に分解修理されてツヤが出ました。
精度を示すタイムグラファーも綺麗な直線が出ておりました。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
メンテナンス&分解修理完了です。