時計の修理受付例/OMEGA Speedmaster自動巻クロノグラフ
2012年6月5日お預かりのOMEGA Speedmaster自動巻クロノグラフ「ぜんまい切れ」ですから分解修理になります。
5本届いたうちの1本。
ステンレス無垢バンドに三つ折れバックル。
微調整部分の位置をチェックします。
微調整部分の位置をチェックします。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
ラグ部や裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
機械留めネジだけが錆びている。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。職人さんに託します。
1ヶ月で戻ってきました。「ゼンマイと歯車2枚交換と分解修理」
歯車は錆も無く綺麗ですが。
ゼンマイが切れた瞬間に高速で輪列が回って衝撃が掛かります。一つはホゾが衝撃で飛んでいる。
もう一枚は歯がぶっ飛び。
これらを交換して組み立て。
快調にテンプが動いております。
分解修理&歯車、ゼンマイ交換完了です。