時計の修理受付例/SWISS Military 自動巻竜頭付け

2012年4月23日お預かりのSWISS Military自動巻竜頭付けです。メーカー純正品は入手不可ですから本来は受付出来ない修理ですが「何でも合う物で構わない」という事で受付。巻芯は残っている状態でした。

依頼には「SWISS Military」の記載のみだったのでクォーツと思っていて届いて見たら自動巻。しかも「ネジ込み」。これは合う物は探せても純正品でない限り防水機能は無くなります。となると職人さんは間違いなく断ってきます。

自動巻と分かっていたら断ったのですが届いてしまったので仕方がない。

当然、職人さんは断ってきましたが「ノークレームなら」とシブシブ受けてくれましたが一般の方が直接依頼しても受けてはくれないでしょう。

これがムーブメントで。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

竜頭が無い状態でしたからガラスの曇りも目立っていたので洗浄でスッキリ。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。何とかネジ込みは可能な物が付いて戻ってきました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

ベルトを取り付け竜頭付け&メンテナンス完了です。

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