時計の修理受付例/TAG HEUER 995.413A
2013.8.28お預かりのTAG HEUER 995.413A電池交換メンテナンスですが
購入から15年ノーメンテということで分解修理もご依頼です。
私、メーカーの様に普通に動いている時計に分解修理を勧めるのは好きではありません。
ただ10年以上のノーメンテとなると動いていても一度、分解修理するべきでしょう。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。この綺麗さなら10年に一度でも良いのでは?と思います。コテコテになっている方は6・7年(三度目の電池交換)あたりが目安でしょうか。
このモデルのラグ部はなるべくなら外したく構造。といってもCリングピンなのですが。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。あとは修理センターに託します。