時計の修理受付例/TUTIMA Germany自動巻
TUTIMA Germany自動巻のメンテナンスです。OHのご依頼だったのですがこのメーカーの腕時計は職人さんは触った事が無いと言うことで出来るかは現物を見てみないと何とも。
出来ない場合はメンテナンスのみになりますと。そこで到着しましたのでムーブメントを見てみましょう。裏蓋はスクリューバック。何でも自動巻ですし毎日使って10年以上裏蓋を開けた事がないということです。
やはり凄いサビですね・・・でもパッキンが効いてムーブメントには及んでいません。
始めてこのメーカーの腕時計を見ました。
綺麗ですね・・・
でも金額からはもっと重厚なムーブメントかもと思っていました。裏蓋側もサビが。
竜頭も湿気で青サビビッシリ。竜頭パイプもチェックしますがこの状態。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。パッキンを外して。
クロノグラフのプッシュボタン裏側はケースの外になりますからどうしても汚れが溜まります。
内部とは雲泥の差。プッシュボタンの隙間からはホコリが。これはケースとバンドは洗浄です。
竜頭は汚れとサビを削り落としてから洗浄。裏蓋も洗浄しました。
この程度にまでは綺麗になります。竜頭パイプもピッカピカ!ケースも綺麗になりましたが写真を撮りわすれていますね(v_v)
内部は錆びていませんが、やはり10年以上ノーメンテですから一度OHした方が良いです。でも職人さんが出来ないと言われればお断りするしか無かったです。
結局はムーブメントの紹介の掲載となりました。m(..)m