時計の修理受付例/SEIKO-TypeU/7546-7010

SEIKO-TypeU/7546-7010SEIKO-TypeU/7546-7010サイド

SEIKO-TypeU/7546-7010の分解掃除とガラス交換です。ガラスは風防(プラスチック)ですからキズだらけ、これは交換するしか無いでしょう。風防のTypeUですからかなり初期モデル。

SEIKO-TypeU/7546-7010ベルトSEIKO-TypeU/7546-7010ラグ部

バックルもベルトもオリジナルですが、交換するので外して送って下さいとのこと、かなりメタルバンドが伸びていますから仕方がありませんね。先ずはベルトを外して。

SEIKO-TypeU/7546-7010裏蓋SEIKO-TypeU/7546-7010裏蓋記載

裏蓋は”はめ込みタイプ”これが裏蓋記載。

SEIKO-TypeU/7546-7010ムーブメント

ラグ部を綺麗にします。これがムーブメント。

パッキンが裏蓋に付いて出て来ましたが、裏蓋の裏側もかなりサビが。先ずは、竜頭を抜いて。

SEIKO-TypeU/7546-7010竜頭パイプ

裏側チェック。竜頭パイプもチェックして。

SEIKO-TypeU/7546-7010文字盤

スペーサーまでサビが。文字盤&ムーブメント取り出し、文字盤は綺麗ですから、ガラスを換えれば見違返ります。

SEIKO-TypeU/7546-7010ケース内側

ケースの内側もサビ、スペーサーまでサビが付く訳です。竜頭パイプを掃除します。

竜頭を洗浄機で洗います。裏蓋もサビを削り落としてから。

洗浄します。スペーサーも洗浄。

ハイ、綺麗になりました。ケースも洗浄、全体にバフ掛けしたい所ですが、つや消し部分が多いので出来ないですか。

ガラスを外してみると。内側までサビが。

これは落とせなくはないですが、交換します。ハイ、完成。

裏蓋も綺麗にバフ掛け。この状態から分解掃除をしてガラスを換えて。

こうなって生まれ変わりました。ただ残念なのは、このガラスはベゼルで留まっています。構造は裏蓋と同じ要領で食い付いています。しかしベゼルのサビを落としたが為に食い付かなくなりました。もう部品は無いので接着剤で止めるしかありません。

3時位置〜5時位置に掛けて接着剤がはみ出しているのが分かりますね。このくらいの塗らないとベゼルの替わりになる強度に付きません。もちろん固まってからはみ出した接着剤を削り取って完了です。

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