時計の修理受付例/universal geneve手巻き分解掃除
universal geneve分解掃除です。竜頭が抜けてしまう症状も修理項目。4本届いたうちの1本。
他はクォーツですがこの腕時計は手巻き時計です。年代を感じさせる変色の仕方。かなりの期間秘蔵されてました様でケースが銅色になっていますが金色の腕時計です。
ベルトも剥がれていますから、これは後で新品に交換の依頼。ラグ部の変色が激しいですね。
この当たりの変色も。視認性に問題はないですが風防交換の依頼も。○の箇所に目立つキズがあります。
この頃のユニバーサルのメッキは厚いですから思い切って磨いて行きましょう。上が裏蓋の開け口。下がガラスベゼルの開け口。
これがムーブメント、完全にくすんでしまってますがちゃんと動きます。綺麗なムーブメントですね。ローターが無いですから自動巻ではありません。
テンプが動いているのが良く分かります。裏蓋裏側記載。
竜頭パイプもチェックします。といってパイプは無いが。竜頭の裏側チェック。
ムーブメントを出すためには風防を外します。これが取り出した文字盤&ムーブメント。
これが裏蓋側。こちら文字盤側。
ベゼルから風防を外してみましょう。黒い物の上に乗せればキズが良く分かります。
これがガラスベゼル。先ずは竜頭の洗浄です。 続いて「universal geneve分解掃除2」