時計の修理受付例/HERMES Clipper
2015.9.14お預かりのHERMES Clipper、今年5月にお預かりの時計ですが遅れるということです。
ステンレス無垢バンドにブレスバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。特に湿気が入った形跡はありません。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
スペーサーを取り外し。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
修理センターさんに送りって見積もりです。回路不良が原因の様です。
ただ輪列の油切れ&摩耗も激しく、回路の交換と合わせるなら
ムーブメント一式交換も費用は変わらずという判断になりました。
このムーブメントならブランド・ウォッチ汎用ムーブですからそんなに高くは無いです。
2015.10.9修理からあがってきまして「ムーブメント交換」となりました。