時計の修理受付例/SKAGEN J434LTLDW

2015.2.13お預かりのSKAGEN J434LTLDW電池交換です。
こちらのSKAGENとネジ抜きという症状が同じと言う事で、これを見てご依頼されたようです。

革ベルトの交換バンドも同梱で。

ネジも同梱ですが3本。

そう1本、抜けないネジがあるのでご依頼です。
こちらのSKAGEN のページを見てご依頼ですが、どのネジ抜きも出来る訳ではありません。

さてネジ抜きのまえに動くのか電池交換です。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で。

ネジの頭が折れて残っております。何とか工具で摘まむ分は残っておりますが。

工具で回してみて回転するようです。回転もしない状態ではこちらでは無理で。
修理センターさんにボーリング修理で依頼する事になりますが
こいう修理は手間の割に費用が頂けない修理で、好んで受ける類いでは無い修理だけに
頼み込んで依頼する都合、納期・見積もりなど聞かれたら
受付時点で断っております。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

電池格納部をチェクします。電池を入れて動作確認で問題無く動きましたのでネジ抜きに掛かります。

パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
さてネジ抜きですが私、2時間くらい掛かっておりましたが抜けません。
いえ、抜く技術力が無いといったほうが正確。
工具があれば何とかなるかも?。ですが年に一度あるか無いかの
修理に高価な工具を揃える訳にはいかない。
そこで修理センターさんに無理を承知で頼み込むしか無い預かりに変わります。

こういう修理はいくら頂いても3.000円程度の修理なので、
これだけに送料を掛けて修理センターさんに送る訳にもいかず。
納期は度外視になります。
よって「ネジ抜き」などが発生した場合は、
納期未定の預かりに変わりますからご注意が必要です。
(ラグ部だけではなく、裏蓋がネジ留めの時計も同じですね)

2015.3.6修理センターさんから上がってきました。

あらたにネジも1本追加で完了。
この写真でも分かりますが、同梱の革ベルトの方がラグ部より広い。
修理センターさんからは「革ベルトが間違っているので返却の判断」になります。
私でも、そうすると思いますが。
お客様、それで良いということで。取付もついでに頼みました。

ラグ部よりは広いですが、ケース幅よりは少しせまく。これはこれでデザインとしては
違和感は無いかもしれませんね。

バンドを取り付け電池交換&ネジ抜き完了です。

「修理受付例」電池交換では不動」 「ベルト修理」 「電池交換」