時計の修理受付例/TUDOR RANGER自動巻
2015.11.9お預かりのTUDOR自動巻、分解修理です。
手巻きが滑るような感じがあり、また止まる事もあるので分解修理のご依頼です。
竜頭の動きをチェックして。ネジ込み竜頭も少し堅いです。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
こちら裏蓋記載。
これがムーブメントで。
こちらゼンマイ側。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
機械留めが片方、曲がって降ります。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
スペーサーは金属製。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。腐食の跡を削り落とした形跡があります。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。この裏蓋、元からパッキンが無い。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
バンドを取り付け修理センターさんに託します。
2015.11.13、結果。緩急針破損・一番受け摩耗・角穴車摩耗。他部品多数の摩耗。
そしてその部品はもう入手不可である為に返却となりました。
返却まで、修理センターからこちらへ戻るのに「他の修理品の上がり待ち」となります。