時計の修理受付例/KING QUARTZ 4823-8110
2015.2.20お預かりのKING QUARTZ 4823-8110分解修理のご依頼です。
電池を入れると秒針がピクピクするので分解修理のご依頼です。
もちろん「オールド・クォーツ」ですから全て了解済み。
4本届いたうちの1本。
1本のはずが?と思えば「部品取り」用でした。
竜頭には「クォーツ・マーク」がキラリ!。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
電池蓋がありませんが、これも部品取り用の時計から。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
弓環も外して洗浄します。
ケースの内側もチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。ですがケースに収まったまま。ワンピース構造です。
パッキンを取り外しますが特殊パッキンです。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
ケースの内側もチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
スペーサーが覆っておりますので。
取り外し、これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
文字盤もムーブメントも綺麗ですが「日にちの黄ばみ」が気になります。
ここは文字盤を外さないと見えません。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
裏蓋側も洗浄して綺麗になりました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
文字盤周辺用の特殊パッキンを戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。部品取り用の時計から電池蓋を移植。
弓環まで洗浄して綺麗になったところで。
次は「部品取り用」もついでに洗浄します。
メッキの剥がれが目立ちますが。洗浄でどうなるか怖いものがり。
ブレスは既製品に交換されております。
微調整位置をチェックします。といっても部品取り用なので意味が無い(^_^;)
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
電池蓋を「OPEN」位置まで回しても外れません。
先ずは裏蓋&ムーブメント取り出し。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
裏蓋側にスペーサーが残ります。これだけ錆びているので固着しているのでしょう。
これがムーブメントで。
これだけ錆びていて部品取りが出来るのか?
電池蓋のパッキンは削ろうにも溶けて固着で外れません。
でも洗浄すれば、加水分解でバラバラですか。
スペーサーを引きはがします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
裏蓋側も洗浄して綺麗になりました。
電池は蓋は移植したのでありませえ。
ブレスも洗浄して綺麗になったところで。修理センターさんに託します。
さて分解修理で生き返るのか?
弓環も洗浄して綺麗になりました。
バックルも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付けメンテナンス完了。そのあと修理センターさんに送って分解修理となりました。もちろん可能な限りみますが保証は出来ません。
今回はタイミングよくリレーが出来て2015.2.28上がって来たので発送です。
何と納期8日は早すぎる!(カレンダーが”31”なのは2/28日だからです)